Windows Update 後、画面が真っ暗になった件の復旧記録
Windows Update (KB5045935 と KB5046633) を実行したところ、ログオン後に画面が真っ暗になるという症状に見舞われてしまいました。なんとか復旧できたので、事の顛末を記しておこうと思います。原因はどうやら Windows の更新プログラムと ExplorerPatcher との相性?のようです。使用している方は要注意かもしれません。
発生状況
発生時の状況は次のとおりです。打つ手がほとんど何もなくて、かなり焦りました…
- Windows Update (KB5045935 と KB5046633) を実行後、ログオンしたら画面が真っ暗
- Windows 11 のバージョンは 23H2
- マウスカーソルは反応する
- Ctrl + Alt + Del も反応する (シャットダウンや再起動などができる)
真っ黒からの復旧
今回は、次の手順で復旧することができました。
- Ctrl + Alt + Del を押して、表示されたメニューからタスクマネージャーを選択する。
- タスクマネージャーの画面の右上にある [新しいタスクを実行する] をクリックする。
- [新しいタスクの作成] ウィンドウが表示されるので、入力欄に "explorer" と入力し、[OK] をクリックする。
- PC を再起動する。
どうやら、エクスプローラーが何らかの原因で終了してしまったために、手動で起動してやる必要があったようです。参考:
- 【Windows11】画面が真っ暗でカーソルだけ表示されるようになった場合の対処方法https://www.youtube.com/watch?v=KhtQoZkYz_g
「じゃあなんでエクスプローラーが終了してしまったの」ということで、もうちょっとだけ話が続きます。
ExplorerPatcher の再インストール
さて、上記の復旧作業により画面が真っ暗になる現象はなくなりましたが、次のようなメッセージが表示されました。
私のパソコン の Windows 11 には「ExplorerPatcher」というツールをインストールしてあるんですが、これが Windows の更新プログラムかなにかと相性が悪く?エクスプローラーが正しく起動できなかった、ということのようです。対策もいくつか挙げられています。すぐにできそうなのは
- ExplorerPatcher の新しいバージョンがあれば、それにアップデートしてみる
- ExplorerPatcher を再インストールしてみる
あたりでしょうか。私の場合は、ExplorerPatcher のバージョンが古かったので、一旦アンインストールして、最新版をインストールすることで、事なきを得ました。ExplorerPatcher のインストール方法については、次の記事を参照してください。
教訓
ExplorerPatcher は私にとっては不可欠なツールなんですが、使用にあたっては今回のようなリスクがあること、問題が発生したら自己責任で対処しなければならないことを再認識させられた次第です。