2025年12月3日

FreeBSD 14.3 をインストールする (その 2): OS インストール後の諸設定

その 1 」からの続きです。OS 本体のインストール後、個人的によくやる設定等のメモ書きです。

packages が Latest ブランチを追いかけるようにする

「packages と ports を併用する前にやっておくこと」に書いたような事情があるので、最初に

  1. packages が Latest ブランチを追いかけるようにする。
  2. ports が Quarterly ブランチを追いかけるようにする。

のどちらかに決めて、そのように設定しておこうと思います。ここでは 1. を採用します。

まず /etc/pkg/FreeBSD.conf を /usr/local/etc/pkg/repos/ にコピーします。

# mkdir -p /usr/local/etc/pkg/repos/
# cp /etc/pkg/FreeBSD.conf /usr/local/etc/pkg/repos/

で、コピーしたファイルの 2 行目 ("url:" から始まる行) の "quarterly" を "latest" に書き換えます。

/usr/local/etc/pkg/repos/FreeBSD.conf
FreeBSD: {
  url: "pkg+http://pkg.FreeBSD.org/${ABI}/latest",
  mirror_type: "srv",
  signature_type: "fingerprints",
  fingerprints: "/usr/shared/keys/pkg",
  enabled: yes
}

sudo のインストールと設定

このパソコンは私しか使わないので、私のアカウントで何でもできるようにします。

sudo をインストールして visudo コマンドを実行すると、vi が起動して /usr/local/etc/suders というファイルが編集できる状態になります。

# pkg install -y sudo
# visudo

で、次のような行を追加して保存します。書きかたの詳細は sudoers(5) のマニュアルを参照してください。

miji ALL=(ALL) NOPASSWD:ALL

ログインシェルの変更 (Z shell)

ログインシェルを Z shell に変更します。packages からインストールして chsh コマンドを実行すると、

# pkg install -y zsh
% chsh

vi が起動するので、「Shell:」で始まる行を zsh へのパスに書き換えます (デフォルトは /usr/local/bin/zsh)。

Shell: /usr/local/bin/zsh

で、~/.zshrc を作成して、例えば次のように書きます。

~/.zshrc
autoload -U compinit
compinit

path=(/sbin(N-/) /bin(N-/) /usr/sbin(N-/) /usr/bin(N-/) /usr/local/sbin(N-/) /usr/local/bin(N-/) $HOME/bin(N-/) $path)

alias sudo='sudo '
alias ll='ls -alF --color=never'
alias la='ls -aF --color=never'
alias ls='ls -F --color=never'

export LANG=ja_JP.UTF-8

PROMPT="%/%% "
PROMPT2="%_%% "

HISTSIZE=50
HISTFILE=~/.zhistory
SAVEHIST=50
1,2行目:zsh の補完機能を有効にするための記述らしいです。
4行目:path の設定。「(N-/)」を付けると、そのディレクトリが存在しない場合は path に追加しません。
6~9行目:コマンドのエイリアス。
11行目:言語環境の設定。
13行目:プロンプトの設定。前半の「%/」がカレントディレクトリの絶対パスを、後半の「%%」が「%」自身を表します。結果として「/path/to/workdir%」のようなプロンプトになります。詳しくは下記 URL を参照してください。
14行目:if 文、for 文などでコマンドが複数行にわたるとき、2 行目以降に表示されるプロンプトの設定。次のような感じになります。
/home/mijinco% sum=0
/home/mijinco% for i in 1 2 3
for% do
for% sum=`expr $sum + $i`
for% echo $sum
for% done
1
3
6
16~18行目:コマンド履歴の保存に関する設定。

Git のインストールと設定

Git はなにかと必要になるので、ここでインストールしておきます。ついでに Git で使うエディタとして GNU nano もインストールします。

# pkg install -y git nano

インストールが済んだら最低限の設定を行います。下記の例ではユーザー名、メールアドレス、改行コード、デフォルトエディタを設定しています。FreeBSD で開発するのであれば core.autocrlf は input にしておくのがよいと思います (たぶん)。GNU nano は -Ynone オプションをつけるとシンタックスハイライトが無効になります。目がチカチカするので、シンタックスハイライトはなるべく無いほうがいいと思ってます。

% git config --global user.name "hoge"
% git config --global user.email "fuga@piyo.jp"
% git config --global core.autocrlf input
% git config --global core.editor 'nano -Ynone'

その他の設定については、下記の記事などを参照してください。

USB メモリのマウント

FreeBSD の場合、USB メモリのデバイスノードはたいてい /dev/da0* とか /dev/da1* になると思います。「*」の部分に「p1」とか「s1」とかが付いて、「/dev/da0p1」や「/dev/da1s1」などになります。

「p1」と「s1」の違いはパーティション形式です。GPT なら p1、MBR なら s1 です。USB メモリをパソコンに挿して geom part list コマンドの出力を見れば、どちらなのかだいたい分かります。

で、USB メモリのデバイスノードが /dev/da0s1 だとわかったとして、あとは次のようにして適当なマウントポイントにマウントしたり、アンマウントしたりすることができます。

# mount_msdosfs /dev/da0s1 /media
# umount /media

詳しくは下記の記事などを参照してください。

関連記事