FreeBSD 14.3 をインストールする (その 2): OS インストール後の諸設定
「その 1 」からの続きです。OS 本体のインストール後、個人的によくやる設定等のメモ書きです。
目次
packages が Latest ブランチを追いかけるようにする
「packages と ports を併用する前にやっておくこと」に書いたような事情があるので、最初に
- packages が Latest ブランチを追いかけるようにする。
- ports が Quarterly ブランチを追いかけるようにする。
のどちらかに決めて、そのように設定しておこうと思います。ここでは 1. を採用します。
まず /etc/pkg/FreeBSD.conf を /usr/local/etc/pkg/repos/ にコピーします。
# mkdir -p /usr/local/etc/pkg/repos/
# cp /etc/pkg/FreeBSD.conf /usr/local/etc/pkg/repos/
で、コピーしたファイルの 2 行目 ("url:" から始まる行) の "quarterly" を "latest" に書き換えます。
FreeBSD: {
url: "pkg+http://pkg.FreeBSD.org/${ABI}/latest",
mirror_type: "srv",
signature_type: "fingerprints",
fingerprints: "/usr/shared/keys/pkg",
enabled: yes
}
sudo のインストールと設定
このパソコンは私しか使わないので、私のアカウントで何でもできるようにします。
sudo をインストールして visudo コマンドを実行すると、vi が起動して /usr/local/etc/suders というファイルが編集できる状態になります。
# pkg install -y sudo
# visudo
で、次のような行を追加して保存します。書きかたの詳細は sudoers(5) のマニュアルを参照してください。
miji ALL=(ALL) NOPASSWD:ALL
ログインシェルの変更 (Z shell)
ログインシェルを Z shell に変更します。packages からインストールして chsh コマンドを実行すると、
# pkg install -y zsh
% chsh
vi が起動するので、「Shell:」で始まる行を zsh へのパスに書き換えます (デフォルトは /usr/local/bin/zsh)。
Shell: /usr/local/bin/zsh
で、~/.zshrc を作成して、例えば次のように書きます。
autoload -U compinit
compinit
path=(/sbin(N-/) /bin(N-/) /usr/sbin(N-/) /usr/bin(N-/) /usr/local/sbin(N-/) /usr/local/bin(N-/) $HOME/bin(N-/) $path)
alias sudo='sudo '
alias ll='ls -alF --color=never'
alias la='ls -aF --color=never'
alias ls='ls -F --color=never'
export LANG=ja_JP.UTF-8
PROMPT="%/%% "
PROMPT2="%_%% "
HISTSIZE=50
HISTFILE=~/.zhistory
SAVEHIST=50
| 1,2行目: | zsh の補完機能を有効にするための記述らしいです。 |
| 4行目: | path の設定。「(N-/)」を付けると、そのディレクトリが存在しない場合は path に追加しません。 |
| 6~9行目: | コマンドのエイリアス。 |
| 11行目: | 言語環境の設定。 |
| 13行目: | プロンプトの設定。前半の「%/」がカレントディレクトリの絶対パスを、後半の「%%」が「%」自身を表します。結果として「/path/to/workdir%」のようなプロンプトになります。詳しくは下記 URL を参照してください。 |
| 14行目: | if 文、for 文などでコマンドが複数行にわたるとき、2 行目以降に表示されるプロンプトの設定。次のような感じになります。
|
| 16~18行目: | コマンド履歴の保存に関する設定。 |
Git のインストールと設定
Git はなにかと必要になるので、ここでインストールしておきます。ついでに Git で使うエディタとして GNU nano もインストールします。
# pkg install -y git nano
インストールが済んだら最低限の設定を行います。下記の例ではユーザー名、メールアドレス、改行コード、デフォルトエディタを設定しています。FreeBSD で開発するのであれば core.autocrlf は input にしておくのがよいと思います (たぶん)。GNU nano は -Ynone オプションをつけるとシンタックスハイライトが無効になります。目がチカチカするので、シンタックスハイライトはなるべく無いほうがいいと思ってます。
% git config --global user.name "hoge"
% git config --global user.email "fuga@piyo.jp"
% git config --global core.autocrlf input
% git config --global core.editor 'nano -Ynone'
その他の設定については、下記の記事などを参照してください。
- Git 第1回: GitHub に上げるサンプルプロジェクトを作ろうhttps://retrotecture.jp/freebsd/git1_create_project.html
- そこはかとなく Emacs 風な GNU nanohttps://retrotecture.jp/freebsd/etc.html#nano
USB メモリのマウント
FreeBSD の場合、USB メモリのデバイスノードはたいてい /dev/da0* とか /dev/da1* になると思います。「*」の部分に「p1」とか「s1」とかが付いて、「/dev/da0p1」や「/dev/da1s1」などになります。
「p1」と「s1」の違いはパーティション形式です。GPT なら p1、MBR なら s1 です。USB メモリをパソコンに挿して geom part list コマンドの出力を見れば、どちらなのかだいたい分かります。
で、USB メモリのデバイスノードが /dev/da0s1 だとわかったとして、あとは次のようにして適当なマウントポイントにマウントしたり、アンマウントしたりすることができます。
# mount_msdosfs /dev/da0s1 /media
# umount /media
詳しくは下記の記事などを参照してください。
- USB メモリが挿入されたら通知を受け取って手動でマウントするhttps://retrotecture.jp/freebsd/fat32.html
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- FreeBSD 14.3 をインストールする (その 1): OS 本体のインストールhttps://retrotecture.jp/freebsd/freebsd14_3_install_base.html
- FreeBSD 14.3 をインストールする (その 3): Wayland と Swayhttps://retrotecture.jp/freebsd/freebsd14_3_wayland.html